ももしほの可能性 ~桃子と志保の関係性について~
Happy Birthday 桃子!
あれ...前回もこんな書き出しだった気がする...
僕がこうして桃子の誕生日を祝えるのはこれで3回目となりますね。この一年はMTGユニットとしてJPBが結成されたり、投票企画TBでは「スタア」モニカ役、TCでは「妖精」モモ役として役を獲得したりと、桃子の新たな魅力がたくさん発見できた一年になったかと思います。これからの一年も桃子にとって最高の一年になりますように... 誕生日おめでとう、桃子!
ご無沙汰しております、熊猫です。
前回の更新一年前!?さすがにサボりすぎましたね...
久しぶりの更新となる今回は、僕の担当である桃子と志保の関係性について書こうと思います。こういう言い方が適切なのかはわかりませんが、わかりやすく言うと「カップリングとしての桃子と志保」というお話です。
これまでずっと桃子のことについて、ソロ曲や何やらといったことをいろいろと書いてきたのですが、今回の記事こそが僕が本当に書きたかったことなのです。というかこれ書くためにブログはじめたまであります。
当初の計画では桃子と志保、二人のことをしっかりと書いたうえでこの記事を書くつもりだったのですが... このままではいつまでたっても書けそうにないのでもう今回書くことにしました。忙しい中いつもブログを更新してくれる声優さんたちには本当に頭が上がりませんね...
志保個人のこととかはまた別の機会に書くとして、今回も最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
1.はじめに
キャラ同士の関係性から生み出される無限の可能性、「カップリング(以下CP)」という概念は、説明しなくとも(訓練されたオタクである皆さんにとっては)一般常識的に理解できることかと思います。
ミリオンライブという作品においてもメジャーマイナー問わず、CPとして知られているアイドル同士の関係性が存在していますよね。みなさんにもお気に入りのCPがあったりなかったりすると思います。
志保のCPに関していうと、皆さんにとってはやはりかなしほの印象が強いでしょうか?ミリオンライブという作品の中では鉄板中の鉄板CPですし、最近ではBCの影響もあり公式からの供給も多い印象です。
あとはやはりしずしほですかね。クレシェンドブルーのユニットメンバーでもある二人ですが、個人的にはやはりゲッサン版ミリオンライブでのしずしほが印象に残っています。ゲッサンを少年漫画的と言わしめている理由の一つではないでしょうか。
ぶつかりあいながらもお互いに認め合い、高めあっていく二人の姿からは限りなくエモーショナルなものを感じます。
一方の桃子は11歳とシアター組の中では年少組ということもあり、年の近い育ちゃんや環と一緒にいることが多いという印象を持たれる方が多いのではないでしょうか?
以前にも書きましたが、ずっと一人で芸能界を生き抜いてきた桃子にとって、仲間という存在ができたことは大きな救いとなったはずです。「友達を作るのが苦手」と語っていたこともあり、年が近く「友達」と呼べる関係でいられる育ちゃんや環は、桃子にとって本当に特別な存在だといえるでしょう。
ほかにも姉妹と言われている美也(みやもも)とかLTPでの絡みが印象的な雪歩(ゆきもも)、JPBのユニットメンバーでもありLTPのころから何かと一緒にいることが多いロコ(ロコモコ)などとのCPがよく知られているといった印象です。
それでは桃子と志保の関係性はどうなのかという話になりますが、みなさんはどういった印象を持たれるでしょうか?
おそらく多くの方はこう思うのではないかと思います。
「この二人ってそんなに絡んだことあったっけ?」
はい
まあ公式からの供給は限りなく少ないです...
特に桃子や志保の担当ではない方にとって、この二人の関係性を想像するのは難しいのではないかと思います。
しかし、僕も根拠なく桃子と志保の関係性に可能性を感じているわけではないので、この記事を読んで少しでもももしほに可能性を感じてくれたらうれしいです。
2.桃子と志保の共通項
そういうわけで今回の記事では、この二人に共通する要素についてを中心に話していこうと思います。
高飛車な言動の中に年相応のかわいらしさを残すキュート系なイメージの桃子と大人びた印象をまとうクール系なイメージの志保、同じFa(Vi)属性であるとはいえ、アイドルとしてのイメージに関して言えばぱっと見あまり共通する部分は感じられないかもしれないですね。
しかし、この二人を構成する要素には、二人を結びつけられる共通項と呼べるであろうものがいくつか存在していると思っています。
その1 プロ意識の高さ
幼いころからプロとして数多くの仕事をこなしてきた桃子、どんなことにも努力を怠らないストイックさを持つ志保、そんな二人のプロ意識の高さは様々な場面で見受けられるかと思います。
プロ意識が高いがゆえに他人に厳しく当たってしまうこともしばしばな二人ですが、それは誰より自分にも厳しいことの表れなのです。
その2 演技
元スター子役であり、アイドルになったのも演技の仕事をするためであった桃子はもちろんですが、志保に関しても演技に対するこだわりが各所で見られます。
しかし同じ演技というものに関する描写であっても、コミュ等における描かれ方には違いが見られます。
桃子には何といっても子役時代から培ってきた「長年の勘と才能」があります。劇場では下から2番目という年齢ながら芸歴は最も長く「センパイ」と呼ばれているほど。
そのような設定上「演技を誰よりも理解している存在」として扱われることが多いため、演技が桃子の成長や気持ちの変化につながるといった描写はあまり見受けられません。桃子の本質的な物語や成長の様子は演技の枠を超えた範囲で描かれることが多く、演技に関する描写においては、そういった成長の様子や気持ちの変化といった内面が演技に表れるといった描写がよくされている印象を持ちます。
対して志保は経験や才能といったものを最初から持ち合わせていたわけでなく、むしろ不器用なタイプ。自分でも歌やダンスは得意なほうではないと語っていました。
しかし、志保にはそれを補って余るほどのストイックさがあります。経験や才能といったものもなく、演技というものに関してもほとんど0からのスタートであった志保ですが、そんな志保だからこそコミュなどでは不器用ながらも真剣に役と向き合い、演技を完成させていく中で成長していく姿がよく描かれているといった印象を持ちます。
ざっくりまとめると、志保にとっての演技は成長や心情の変化のきっかけとして描かれることが多く、桃子にとっての演技は成長や心情の変化のきっかけとして描かれることはないが、成長や心情の変化が演技に表れる様子が描かれることが多いって感じです。
いずれにせよ二人にとって演技というものは重要な要素であるので、演技を通じた絡みがあれば面白いのではないかと思います。
その3 家族の存在
「家族」というキーワードからこの二人を連想する人は多いのではないでしょうか。
以前の記事でも触れましたが、桃子の両親は仲が悪く、家庭環境があまり芳しくないという様子が示唆されています。桃子の家族のこととそれが桃子に与えているであろう影響についての詳しい話は以下の記事をご覧ください。
ミリシタではまだ家庭のことにはあまり触れられていないので、今後桃子の家庭のことがどう扱われるかはわかりませんが、家族の存在が桃子のアイドル活動に大きな影響を与えているということは一つ重要な要素としてとらえていただきたいです。
一方普段はクール系美少女として通っている志保ですが、そんな彼女が見せる家族を想うやさしさは彼女の大きな魅力の一つですよね。
志保の家庭は母子家庭であるものの、弟との仲睦まじい様子がたびたび描かれていたり、クリスマスは毎年家族と一緒に過ごすという証言があったりと、桃子の家庭とは対照的に仲の良い幸せな家庭である様子がうかがえます。
一人で生きていくことへのこだわりや彼女のストイックさの裏側にあるのは、家族を守りたいと想う強い気持ちなのです。
「家族を取り戻すため」アイドルになることを選んだ桃子、「家族を守るため」アイドルになることを選んだ志保、相反する理由ではあるものの家族に対する強い想いを抱いてアイドルになったという点においては共通しているかと思います。
3.桃子と志保の関係性
では具体的にどういう関係性なんだ、どういう絡みをするんだという話になります。
これに関してはもう知っている人がいたら教えてくれって感じですね。なんにせよ公式からの供給が少ないので... どうしても妄想の範疇を出ないというのが現状です。
続いて、志保ちゃんです♪ #ミリシタ #ミリシタ4コマ #4コマ #4コマ漫画 pic.twitter.com/McCFYJdFUw
— ミリオンライブ! シアターデイズ【公式】 (@imasml_theater) 2018年7月31日
しかし裏を返せば、供給が少ないからこそ自由に妄想できる余地があるということです。
演技を通じて絡めるのであれば、やはり「ライバル同士」のような関係になるのでしょうか。前述したとおり経験に差がある故、演技というものに対する意識も違っている二人なので、互いに影響しあって高めあっていく関係にあっても面白いんじゃないかとは思いますね。
「家族」というキーワードで絡めるのは少し難しいかもしれませんね。なんにせよ桃子の抱えている問題が結構重めなので。桃子の家庭にも何かしら救いがあっていいんじゃないかな~とは常日ごろから考えていますが、志保がそのきっかけになってもいいのかなとかも考えたりします。
上で挙げたような共通点から考えなくてもこの二人を絡ませられる余地はいろいろあるかと思います。ここまで書いてきたことはあくまで僕の一つの解釈ですので、参考にしていただければとてもうれしいですが、ももしほキテるな...と思った方にはぜひみなさんが思い描くみなさんだけのももしほを創り出していただけたらと思います。
今回はこんな感じです。
具体的な関係性についてのこととかはほんとはもっと書きたいこともあったのですが、文字数が多くなってしまうのと極力自分の妄想的なものは減らしたかったので今回は控えました。
で今回の記事では散々カップリングという言葉を使ったりカップリングを意識した文章を書いたりしたわけなんですが、じつは「カップリング」という表現を使うことにはかなり抵抗がありました。
最初に「カップリングとしての桃子と志保」と書いたんですが、僕の中ではベストの表現ではないんですよね。「桃子と志保の絡みが見たい」というのは確かなんだけど、カップリングとして考えているかというと一概にそうとは言えないというか... カップリングとしてこういうものだと「定義づけ」するようなことはあまりしたくないなと思っています。なので文中で出てきた「ももしほ」という単語は「桃子と志保の関係性」という言葉と同じ意味で、それ以上の意味は持っていないものだと思っていただきたいです。
これは桃子と志保の関係性に限った話ではないですが、「これが正解」みたいなのは絶対にありません。先述した通り、みなさんが思い描くみなさんだけのももしほを創りだしてほしいなと思います。みんなでももしほ、推そう!